(確定申告)よくわかる!仮想通貨の収支計算(マイニング売買編)

 

せんちょ
 

 ザイフトークン大好き、せんちょです。

 

 今日はマイニングにおける収支計算について話をしたいと思います。

 

 初めての人にもわかるようにやさしく説明しますね。

1.仮想通貨(マイニング)の収支計算

せんちょ

 

 マイニングで仮想通貨をもらったりときは普段、売買している収支計算とは分けて考えないといけません。

 この計算方法については、平成30年9月現在のものであり、今後変更される可能性があります。

 収支計算が必要となった場合は、国税庁及び税理士さん等の情報確認を行ったうえで実施してください。


2.仮想通貨に関する計算方法

 

せんちょ

 国税庁から「仮想通貨に関する所得の計算方法について」の情報提供がありました。

 

 

 出典:金融庁ウェブサイト https://www.nta.go.jp/law/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/shotoku/shinkoku/171127/01.pdf 

 出典:金融庁ウェブサイト https://www.nta.go.jp/law/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/shotoku/shinkoku/171127/01.pdfを元にせんちょ作成。

  


 

3.マイニングの収支計算

せんちょ

 国税庁の資料を読んでみましょう

  いわゆるマイニング等により仮想通貨を取得した場合、その所得は、事業所得又は雑所得の対象となります。
 この場合の所得金額は、収入金額(マイニング等により取得した仮想通貨の取得時点での時価)から、必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算します。
 なお、マイニング等により取得した仮想通貨を売却又は使用した場合の所得計算における取得価額は、仮想通貨をマイニング等により取得した時点での時価となります。

せんちょ

 計算方法については主にこの二つとなります。

 

・その都度、平均処理を行う「移動平均法」

 

・全体を集計してから平均処理を行う「総平均法」

 

せんちょ

 私は税理士さんと相談して簡易な「総平均法」を使うことにしました。

 万が一、税理士さんが退職したとしても私でも計算できますからね。

 総平均法はあくまでも簡易的な計算方法なので移動平均法のように取引のつど計算しているものにくらべて、精度が落ちるようです。

 細かい話は税理士さんや所管の税務署さんに相談してね。

 一度、決めた計算方法は変えないようにしてください。
 計算の基準が変わると正確な利益計算ができないばかりか「税務署」さんから指導されることにもなりかねません。
 
 継続利用することを念頭に置いてくださいね。
 

 

せんちょ

 ここからがマイニングの収支計算のキモとなる部分です。

 

 マイニングの収支計算は通常の「売買」と比べて大きく異なるところがあります。

 買う」という行為がないため、何もしなければ「入手した時の金額」がわからないのです。

 わからないから「取得金額を0円」にして「売った金額」「全額課税対象」にしようという人がいますがこれは問題があります。

 イメージとしてはこんな感じです。

マイニングで仮想通貨をもらった

(もらった時の時価総額が課税対象)

 仮想通貨を売った

(差額が課税対象)

  取得金額は「マイニングにより取得した仮想通貨の取得時点での時価ですから、仮に貰った仮想通貨が時価100万円だった場合、それを0円にしてしまう事は「もらった100万円を適正に計算していない」ことになります。

 「いつにいくらの仮想通貨をもらった」

 「もらった仮想通貨をいつに売った」

 というのをちゃんと把握していないといけません。

 

 マイニングの取得日などは管理場所に履歴が残っていますので、取得時点での単価、時価総額を算出して収入として計上してください。

 (マイニングソフトよっては1日の合計数しかわからないものもあります。)

 マイニングで取得したコインについては、そのままでは時価総額がわからないため、主要な取引所のチャートから算出するしか方法がありません。

せんちょ

 仮想通貨を貰ってから日が経つと、チャートを遡るのは大変です、もらったら日に記録しておきましょう。


4.売った分に対応する取得金額の把握

せんちょ

 実際にはどうやってやったらいいかわからないと思うので、あくまで一例ですが以下を参考にしていただけばよいかと思います。

 「いつにいくらもらって」「いつに売った」かを表にするとこんな感じです。


 

5.マイニングの収支計算

せんちょ

 かんたんに収支計算をしてみましょうか。

 ストーリーは以下のとおりとなります。

仮想通貨をマイニングした

  • Point.1
    15枚採掘した。

     取得金額は150円だった。

  • Point.2
    15枚の仮想通貨を売った。

     売却額は350円だった。

 


 

 マイニングによる利益額

取引種別

利益額

(円) 

収入

(発掘)

150

 

 売買することによる利益額

  ① 仕入平均単価の算出

取得金額

(円)

取得量

(XEM)

平均単価

(円)

①÷②

150 15  10

 

  ② 仕入額の算出

平均単価

(円)

売量

(XEM)

仕入額

(円)

①×②

10 15 150

 

 


 

せんちょ

 特に注意すべきは以下の項目です。

 

 ここはよく間違えると税理士さんから指摘を受けました。

  仕入れ額の算出については 「平均単価」×「売り量」=「売った分に対応する仕入れ原価」であるということです。

 「売った枚数」に対応する「仕入れ額(購入価格)」ですので、お間違いないようにお願いします。

 「買った枚数」ではありません。


 

 ③ 利益額の算出

売金額

(円)

仕入額

(円)

利益額

(円)

①-②

350 150 250

 

 すべての利益額

取引種別

利益額

(円)

収入

(発掘)

150
売金額 250
400

 

せんちょ

 もらった時の金額がわからなければ、正確な計算ができません。

 

 もらうのも自己責任です。

 取得時の金額を「0円」売却金額「350円」でそのまま確定申告してしまった場合「50円」の計算漏れとなってしまいます。 


6.マイニングにかかる経費の計算

 国税庁さんからの「仮想通貨に関する所得の計算方法について」の情報によると

所得金額は、収入金額から必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算します。 とあります。

 

せんちょ

 これでマイニングで取得したコインの計算はできるようになったね。

 

 ここから必要経費(設備代、電気代)を計上して差し引きます。

 

1)設備代

 まずは機器費については、マイニングするために購入した機器です。

 パソコンといってもマイニング以外で使っていた場合は「比率案分」する必要があります。

 といっても、そんなことは無理なので、マイニングの為だけに購入したパソコンのみ計上しましょう。

 そうしなかった場合、共用部分の「分離」を説明できないと「過大計上」になる可能性があります。

せんちょ

 ここに記載するものは領収書など、購入の証明ができるものに限ります。

 しっかり、領収書は残しておきましょう。


 

2)電気代

 電気代ですが「マイニングをしていなかった頃」「電気料金明細」を用意しましょう。

 電気会社のホームページに行き会員登録すれば、たいていの所は見られるようになっています。

 

 必要なのはマイニングをする前の「使用電力量」である。

せんちょ

 電気代の基本はすべて「使用電力量」で算出されるからです。

 

 基礎となるデータも使用電力量からの算出で行います。

 

 今回は「簡易的」な一例を紹介します。

 マイニングをする前の1年分の使用電力量から1日の「使用電力量」を算出します。

 

 

せんちょ

 1日の使用電力量が算出できたら、次に料金プランを確認します。

 電力料金単価の確認します。 

 電気会社のホームページに行き会員登録すれば、たいていの所は見られるようになっています。

 

せんちょ

 「マイニングしている機器の使用電力量」を把握します。

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 マイニング機器の「使用電力量」を確認。

 最近はエコブームのおかげで安価で手軽に使用電力量が測定できるようになっています。

 電気代を経費として計上したい方は、使用電力量の把握は「必須」ですので電力量計を購入しておいた方がよいでしょう。 

 


 

 また、機器の運転状態の把握のためにも「必須」です。

 使用にあたっては「マイニングに必要ない機器はつながない」ことです。

 正確な計測ができなくなります。

せんちょ

 この情報を元にして1日~31日までの電気料金単価を算出しましょう。

 ・電力会社の「料金プラン」に対応した日ごとの「電力量料金単価」の確認

 電気料金は使用電力量が積み上がる事で単価が変わるので累計電力量を算出して日ごとの「電力量料金単価」を設定します。

 

せんちょ

さぁー最後の仕上げだ!。

 

1年分の電気代を算出するよ。

  1月1日~12月31日の表を作成し、先ほど作成した1日ごとの電力量料金を入力していきます。

 


6.最終収支計算について

せんちょ

 すべての利益、経費を集計するよ

 3) すべての利益額

(マイニング+経費)

取引種別

利益額

(円)

収入

(発掘)

400

経費(設備代)

-190,000

経費(電気代)

- 3,486

-193,086

 初年度については、設備代が大きな経費となるため、マイナス計上(損失)となる場合が多いです。

7.せんちょからみんなに伝えたいこと

せんちょ

 きちんと収支計算をしておくことは大切です。

 

 あなたのその経験と作業は決して無駄になることはありません、今からでも始めましょう。

  お金がもったいないからと、自力でやることは非常に危険です。数万円をケチったばかりに人生を棒に振ることになるかもしれません。

 収支計算にあたっては、知識と経験豊かな税理士さんを入れるようにしましょう。

 ぜひとも税理士さんとの契約をおすすめします。

 税理士さんの確認を受けて提出した確定申告と自力でやった確定申告。

 税務署の方はどちらを調査をしたほうがより、税金を徴取する余地があるかと考えるでしょうか? 

 収支計算、確定申告などについては、計算方法等が変更となる場合があるため所管の税務署、税理士さんなどとよくご相談のうえで適切な処理を行ってください。

 

特に注意すべきポイント

 

・ 少額の仮想通貨だからとあなどってはいけない。 

 

・ 時価金額はその日に記録する。

 

・ 時価金額の算出ができないからといって取得金額を「0円」にしてはいけない。

 

・通貨ごとに収支計算書を行う事。

 

・売買とマイニングは別会計

 

せんちょ

 相談に乗ってあげたいところではありますが、個別の相談は税理士さん等の有資格者しかできませんのでご理解ください。


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