↑よかったら使ってやってくださいね(^^;)
この出来事についてはすでに謝罪を受けており、現時点で著作権は保護されていることをお伝えします。
今後、似たような出来事が起きないよう願い、筆をとった次第です。
もし、被害にあわれている方がおられる場合は一助となれば幸いです。
■目次
1.著作権が勝手に提供(譲渡)されそう!?
①「私のイラストの著作権が第三者へ提供(譲渡)されそうになった事例」
イラストについては「イラストレーター」さんに提供をいただいたものを許可いただき加工しております。
②「イラストレーターさんのイラストの著作権が第三者へ提供(譲渡)されそうになった事例」
(私に著作権は存在せず、優先使用権のみが与えられている)
イラストについては「イラストレーター」さんに提供をいただいております。
相関関係図の流れを順序立てて説明させていただきます。
①私は「自分のイラスト」及び「イラストレーターさんより購入したイラスト」ついてツィートをしました。
②第三者が「オリジナルキャラ」を描いてくれる人を「募集」ツィートしました。
(募集の要件として著作権を譲渡する条件提示があった)
③違反者は「私やイラストレーターさんの許可なく」、「第三者」へ「イラスト」を提供(譲渡)する旨のツィートしました。
⑥私は第三者へ「著作権の侵害、違反者の不正な行為であること」を連絡しました。
「私やイラストレーターさんが著作権を有している」にもかかわらず「第三者」へ提供(譲渡)、その後が違反者「3,000円~10万円相当の仮想通貨」を得られる状況でした。
巻き込まれたのは「私、イラストレーターさん、第三者」の3人
みようによっては第三者が不正な行為をしたと判断されかねない状況でした。
2.違反者について
違反者については、普段の「言動」「価値観」の相違から接点を持つことはしていませんでした。
しかしながら、以下のようなことをしているとフォロワーさんから連絡が入っていました。
①私のツィートを中傷していると取られるツィートや引用発言をしている。
②私のイラストやアイコンの画像を無断で第三者へ提供(譲渡)している。
今回、著作権が完全に譲渡される前に発見できたのはフォロワーさんから迅速な連絡があったからです。
連絡を受けて、私自身も確認作業を行い「違反者へアポイント」を取り「ツィートの削除要請」を行いました。
しかしながら、違反者の反応は以下のようなものでした。
・「使ったらどうですかと言っているだけ」
・「これが犯罪に当たるのか」
・「具体的にどのような犯罪になるのか」
・「ネットに落ちている画像を拾ってアイコンにするのは著作権侵害になるのか」
ここで注目したいのはイラスト募集の条件が「描いてくれる人を募集」「著作権を譲渡」するよう求めていることです。
言葉の言い回しではなく「許可を得ずに私の画像を無断で第三者へ提供(提供)すること」「イラストは私やイラストレーターさんが著作権等を有していることが明記されていなかったこと」を問題ととらえています。
私のツィートやアイコンからイラストをダウンロードしている可能性が高く、違反者は私が関係しているとの認識があるでしょうから、故意の可能性が高い。
やり取りする中で私と違反者で見解の相違が見られたため、弁護士や警察へのアポイントを取る方針としました。
その間にも私が敬愛するフォロワーさんの方々が「違反者」に対し「私への謝罪」「ツィートの削除」などの説得を行ってくれており頭が下がります。
また、他のフォロワーさんの方からも以下の違反に該当する可能性があるのではないかとの話もありました。
著作権法
第20条 同一性保持権
第21条 複製権
第23条 送信可能権
公衆送信権
著作権者の許可を得ずに、「改変」「複製」「送信」「譲渡」してはならないというものだそうです。
3.弁護士さんからのアドバイス
今回の事例については、弁護士さんから以下のような対応があり得るとのことでした。
民事上の対応
①侵害行為の差止請求
②損害賠償
③名誉回復措置
刑事上の対応
①著作権侵害
10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその併科
②著作者人格権侵害
5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金またはその併科
4.警察署にて事情聴取
違反者との見解の相違を埋めるべく私は警察署へ相談に行くこととしました。
警察署についた私は事情を説明し対応可能な部署へ案内されました。
それが「生活安全課」と呼ばれる部署になります。
「詐欺」「サイバー犯罪被害」「ストーカー被害」など生活の関する犯罪を受け持つ部署になります。
「著作権等」については「専門家」がおられるようなのでそちらへ引き継がれました。
私は「取調室」と呼ばれる部屋にて事情聴取を受けました。
そのなかで特に確認されたことは「違反者が提供したイラストの著作権が本当に私にあるのか」「権利侵害となる行為があったのかどうか」という点でした。
私は詳しい状況確認を行うため以下のものを提示するよう警察の方に言われました。
①被害者の確認に必要な情報
運転免許証
②著作権者の確認に必要な情報
ラインスタンプの著作権表示、個人情報が確認できるもの、著作物となった日付
③違反者の特定に必要な情報
違反者がわかるもの
④違反者がイラストを入手している経路の確認に必要な情報
私がツィートしたイラストと違反者が投稿したツィートのイラストが同一と確認できるもの
違反者のツィートしたイラストが私のアカウント等から入手したものであることが確認できるもの
⑤権利侵害の実行を確認するのに必要な情報
私のイラストやアイコンの画像を無断で第三者へ提供(譲渡)していることが確認できるもの
⑥動機、再発性等の確認に必要な情報
私と違反者がやり取りしたもの
違反者が私を中傷していると取れるもの
さすが事情聴取のプロ、話の中で見えてくるものが多くありました。
違反者の特定の仕方、事件として扱えるのかなど考察されておりました。
非常に頼もしく、相談に行ってよかったと思います。
また、警察の方からは第三者及び違反者へ以下の内容を伝えるよう助言をいただきました。
①警察に相談したこと。
②イラストを無断で他者へ提供したり改変しないこと。
③イラストを受け取る立場の人は提供を受けても採用しないこと。
④イラストを提供しようとしている場合はやめること。
⑤今後、関わりを持ってほしくないこと。
警察官3人による「緊迫した面持ち」、私の話す内容は随時、調書に記録されていくため「本気度」を感じました。
「参考資料」がかなりそろっていること、その場の雰囲気から「捜査がはじまる」のではないかとすら感じました。
「警察の方の助言により反省してやめてもらえるのであれば」と私のほうが面食らう状況でした。
上記を伝えてもなお、収まらない場合は連絡くださいとのことでした。
5.違反者への再アポイントについて
フォロワーさんの説得もあり、警察での内容を違反者へ伝えたところ「謝罪の言葉」と「今後、関わりを持たない」、「ツィートの削除」を約束していただけました。
私も初めての出来事であったこともあり、複数の弁護士さんに依頼をかけています。
謝罪の言葉をもらったとはいえ、違反者に対して相当の「恐怖」「精神的ショック」を感じております。
私が再発する可能性等見られた場合はさらに一歩踏み込んだ対策を講じる必要があります。
今は違反者の方の言葉を信じており、そうならないことを祈ります。
6.せんちょからみんなに伝えたいこと。
イラストについては描いた人や周りの人、たくさんの想いが詰まった大切なものです。
私はイラストを大変、大切に思っています。
人によっては「たかがイラスト」かもしれません。
ですが私にとっては何物にも代えがたい「宝」なのです。
インターネットはIPアドレスで管理されています。決して匿名ではありません。
確実にあなたのもとにたどり着きます。
発言等には十分注意していただき、人の気持ちを考えられる行動を願います。
今回の違反者の方は非を認めて、すぐに謝罪していただきました。
相手が見えないからこそ、最低限の礼儀が必要だとわかっていただけたと思います。
また、フォロワーさんの優しさを肌で感じた出来事でもありました。
心からお礼を申し上げるとともに、私の件でお騒がせしたことについて深くお詫びを申し上げます。
最後にお願いがあります。今回の件で一部の方は違反者が誰なのか分かっておられると思います。
ですが、ツィートなどで攻撃することないようにご配慮いただけると幸いです。
なにとぞよろしくお願いします。
いつも楽しくネットを楽しみたいものですね。
補足事項
後日、警察署の方から今回の件については「事件として取り扱うことが可能です。どうされますか」との回答がありました。
私の回答については今後の動きに影響するため回答は差し控えさせていただきます。
7.せんちょからのおしらせ


フォロワーさんからブログ更新のツィートが流れる埋もれるとの話がありましたので通知用のラインを用意しました。
よかったら下記のリンクから友だち追加してみてくださいね。
「いつも心にやさしさを!」
現在、お困りの方は警察庁または所轄の警察署へご相談してみてはどうでしょうか。
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